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新聞によると最近のわが国の海運事情は、瀕死の状態だそうだ。そういったことに意識を持っているのかと問われると私自身も、寒いものがあるが、艦船模型を見た時なんか、ちょっとは気になっていたことも事実である。 その海運の窮状は、数字でみれば素人でもわかるよう端的に表現にできる。 食料や石油・天燃ガス等の資源の輸入率は99.7%にもなるのに対し、日本籍の船や船員はなんと5%しか存在しない。 80年代に湾岸戦争があった時は、まだ日本人船員も多くいて、海上輸送が危険な状態でも(石油等が)絶えることがなかったが、こんど有事が起こった場合そうはいかないであろうと予想されている。 なぜなら外国籍の船員は、航海が危険な状態な場合は、下船できる権利をもって契約しているからである。日本の為に危険を冒してくれることはおそらくない。(頼みの日本人船員は人件費が高く商売にならなくなっている) ここでは、船員のことだけ例に書いたが、船員だけに限らず、なぜ海運事情がこのようになるまで放置されてきたかというと「この国には、海運政策というものがない。」(役所の担当者)のが原因らしい。 日本は、明らかに島国なのだが...。 海運政策を直接我々がどうかするというのは全く無理な話だが、せめて現状認識はしっかりと持っていたい。 資源の供給が途絶えれば、どのようなことが起こるかは歴史が雄弁に語っている。 |
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