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政府が出産費の完全無料化の検討に入った。少子化の問題が提起されてもう15年経ってしまっているが、問題が生じてから対応するまで時間がかかるのはいつもの事。これでも喜ばねばならないだろう。 金額も、35万円になるよう考えているようだが自分達の子供の出産時にかかった費用を思い出しても妥当な金額だと思う。 問題は、誰が考えても財源ということになるが、子供は「社会財」と考えるなら建設的必要経費だ。この際、この赤字は目をつむるしかない。 建設的というと言葉が堅いが、子供は生まれると消費の対象(※)になるし大人になれば労働者になって税を納める。もちろん確実に消費者になるし、もしかしたら株主になるかも知れない。ボランティアも人あってのこと。その他色々あるけれど、いくら機械化・電脳化が進んだって最後は人手である。だから必要最低限の人的資源は確保できるようにしておかねばならないのである。 それとこの分野の対策は「点」ではなく「線」や「面」で考えるのも大事だろう。子供が生まれた時はもちろん、その後の事にも目を向けたい。出産環境や小児医療の整備、保育(幼稚)園の充実、実のある教育改革など、子供とかかわりのある分野で改善していかねばならない事は山積みである。 出産費の完全無料化は、その出発点となるよう祈ってやまない。 (※)子供一人育てるのに衣食住2000万+学費数百万かかる。 |
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